あなたは常識人間を捨てられるか
この本は芸術家を超えた、衝撃的な岡本太郎の強いメッセージが込められてる。
彼は1911年に生まれ。
幼少期から当時の権威的で理不尽な大人達や学校の先生に対して反発する。
十代後半から三十代前半までパリに住み、芸術活動を経て、ソルボンヌ大学で民族学を学ぶ。
そして、太平洋戦争の勃発後すぐに徴兵令が出て日本に戻り、兵隊として中国に送り込まれ、5年間の軍隊生活、捕虜生活を送る。
そして戦後、日本の保守的な精神風土に「NO」と叫び、当時の日本の常識にぶつかっていき、芸術活動を始める。
86歳に亡くなるが、彼の挑戦し続けた姿勢とメッセージは、世代を超えて響いている。
今あなたが何歳であろうと、きっとこの本はあなたに「生きる」ということを気づかせてくれるだろう。
是非おすすめする本です。