モチベーションの高め方 part4
前回の続き、、、
「今日**行きたくない」、「**は嫌いだ」とあなたは思っていたとする。
例えば学校でも会社でも自分の知り合いでも何でもいい。
その理由は人によってさまざまだが、そういう嫌々ながら断れない、「しかたないから」みたいなことを言う人の共通点は、
いつも何かに対して「受け身」になっているからだ。
つまり自分から何か面白いことやワクワクする事を創造したり、アイディアを出して実行するのではなく、いつもルールや何か言われた事にただ従っているだけ。
自分から積極的に動き出して新しいことをしよう!とか、おかしいと思うことにちゃんと自分の意見を言って反論しようとしない人だ。
あなたたちは反論することを「子供だ」「大人げない」「どうせ、、、」みたいな錯覚をしていますが、大きな間違えです。
それも小学校から刷り込まれた考えです。
学校はみんなと同じような考えを持たせ、ルールを守ることを教えますから。
反論すれば、これでもかと思うくらい大の大人が、純粋な心を持ったあなたをみんなの前でキレて叱ります。
そうすることでたいていの子供は萎縮しますし、反論しなければ痛い目に合わない、みんなに適当に合わせておけば風当りも強くないと、保守的で惰性的な考えを植え付け
れる。
こういうような日本の学校教育のやり方が、自分の考えをちゃんと上の人間にも主張する、という当たり前で大切なこともできない人間を創り出してしまうのです。
もちろん権力者にとっては都合のいいことです。
いかに多くの人間を自分の思うようにコントロールできるかが権力者にとって有利だからです。
そこまで昔ではない例をいうと、戦前の時代、国は子供に小学校の頃から兵隊にさせるような考えを植えつけたりしていました。
(写真上、こんなばかばかしい教育を約80年前の日本はやってたんです)
兵隊としてただの権力者の捨て駒となり、自分の命を捨ててでも国を守れなんて命令され(もちろんその当時は反抗すればみな拷問です)、人々が生きていた時代もありました。
しかし今日、現代においてそんな古い時代と道徳、常識はとっくに終わっています。
ですがまだ今の日本の教育には、まだその軍人的で古い考え、常識、道徳がサビのようにこびりついているように感じます。
そして年齢40,50代以上の世代は明らかにその古いサビを若い世代にまき散らしています。
ぼくら若い世代がその古いサビを積極的に消さなければ、もっと楽しい考え、もっと楽しい社会、そして新しい時代をつくることができません。
今の子供達(もちろんボク自身が子供の時も)から見る大人って「つまんなそう」「苦しそう」にしか正直見えないんですよ。
それも「苦労しなきゃ報われない」とか「自分の体を壊してでも仕事しろ」みたいな古い考えが亡霊のように、まだ現代の大人たちに憑りついているからです。
「自分の体壊してでも仕事しろ」みたいな精神風土も、戦争中のカミカゼ特攻隊みたいに「お国のために命を捧げろ」に近い考えです。
それで自分を犠牲にすれば「お前は偉い!」みたいに持ち上げられる。
異常な考えですよね?
まあこの話は長くなるので、また別の機会で話すとして、話をもとに戻します。
とにかく自分から積極的に動かない「受け身」な生き方をしていれば、つまらないと思うに決まってる。
そんなの誰だってそうだ。ボクだってそんな生き方してれば自分を見失って、生きがいをなくすだろう。
仮にもし友人がいないからつまらないとしても、自分から面白いことを考えて、どんどん発言し、実行すれば、不思議とその人に人が集まってくるはずだ。
人間は誰だってユニークで個性を持った人間に魅力を感じるものだ。
「人と人の心は伝染する」と前にも言ったけど、ユニークな心が周りの人間の心をキャッチする。
「いや、私にはそんなユニークな個性持ってない、人前で積極的に目立ったことをするのは苦手、人と話すのが苦手だ」とあなたはいうかもしれない。
ばくはここできびしく言いたい。
やる前からそういうことを勝手に自分で思い込むな!
錯覚するな!
だれだっていきなりパーフェクトになんかならねえよ、いい加減目を覚ませ!!!
ちょっと失敗したくらいで自分は駄目だなんて決めつけるんじゃねえよ!
やった分だけ上達し、やらなきゃ何も分からない世界。ただ単に自分が言い訳して、逃げてることから気付け!
結局は自分の意志の問題じゃないか。
ぼくも自分が何かに対して逃げそうになったとき、この言葉を自分自身に言い聞かせる。
人間誰だって居心地のいい状況にいたいと思ってしまうものだし、プレッシャー、人とのぶつかり合いなんて避けた方が楽な生き方だし、保身の道だ。
しかしいつもそんな状況から逃げてしまっては真の人生をつかむことはできない。
自分の人生をただなりゆきにまかせ、周りの人間と同じようにふるまい、世間体、自分の年齢をいつも気にして生きて、自分のやりたいこともできずに人生終わらせるだけだ。
だからもし自分が何かから逃げている、そんな自分を変えたい、けどできないと思っているならば、自分にこう問いかけてみろ。
「もしこのままいつも逃げて、自分から積極的に行動して生きる決意をしなければ、一生つまらない人生のまま終わる、それで本当にいいのか?」と。
こう自分に真剣に問いかければ絶対「つまらない人生なんて歩みたくない!」と思うはずだ。
そして本当にそう思ったんだったらまた自分にこう問いかけてみろ。
「じゃあ、今ここで決意しろ、もう決して今までのようにいつもやるべきことから逃げ出したり、恐れて引っ込んでしまう自分とおさらばしろ。今日から自分は生まれ変わる、他人に笑われたっていい、ばかにされたっていい、今日から新しい理想の自分になって生きてゆけ」と。
心からそう誓ったなら、その人は絶対変われる。
最初はそれでもうまくいかないかもしれない、失敗するかもしれない、しかしもう失敗を恐れるな!!
何か行動して、結果として失敗したことは、実はいい事なんだ。
なぜならあなたは勇気をもって行動したんだ。その失敗から学ぶことはたくさんあり、次につなげられる。
俗にいう「失敗は成功のもと」だ。本当の失敗とは「行動を起こさなかった」ことだ。
そこから何も学ぶことはできないし、失敗を恐れて逃げ出してしまった最悪の結果だ。
「失敗は栄光のもと」だ。
次回「モチベーションを常に高くキープするには?」の完結編です。
お楽しみに、、、